今日はシフトの都合でほぼ一日、厨房仕事だった
最近、厨房仕事のほうがほっとすることが多くなった。それは多分、あまり背負わなくていいからなのかな、と感じている
販売接客の仕事はキツイこともあるけれど楽しいし、常連のお客様と話をしたり挨拶するだけでも元気が出てくる。でも、長くいた店で「ここをまもなく去るのか」と思うと、店で頑張っていた自分を思い出す。その頃はまだ法人は少しはまともだったと、今になると思う。今年の春くらいからだろうか、なんかおかしくないか?と思う事が多くなったのは
それでも、店を盛り立てようとあれこれ方策を練ったり、POPもたくさん作ったし、そのPOPを使って接客の幅が広がったり、とにかく頑張った自分がいたことを思い出す
そして、それがひとつも報われないどころか、人件費削減の対象となって異動を命じられ、拒否して退職するという流れは、正直、自分にとってはつらいものがある
店頭に立つたび、そのことを考える。この店、というより、店にきてくれるお客様といい関係を築けるように頑張ってきたものが、法人の都合で全部取り上げられたような、そんな感覚
それはもちろん、どこの企業でも起こることだし、今の店舗の正職員は僕と店長だけなのだから、一人削減するなら僕しかないのだし、店の売り上げもヤバい状態なのもわかっているから、仕方ないことだと思う
自分が怒りというか、やりきれなさを感じるのは、経営する側の法人が従業員を使い捨てで考えているのがよくわかったから、という一点につきる
福祉の法人として、人を大事にしない組織、という、このどうしようもないやりきれなさ。これがすべて
そういう組織だから、各事業部で赤字を量産して全体としてかなり厳しい状態になっているのではないか、とさえ感じる
トップのまわりはイエスマンしかいない。トップが理不尽なことを言っても異を唱える人がいない組織。イエスマン以外は、たいていは異動で隅に追いやられる組織
なんか、残念でならない、やりきれない、そんな気持ちでいっぱい