フィルムカメラが好き
そしてオールドレンズが好き
これはずいぶん昔からだ
フィルムカメラは、二眼レフも含め、今普通に使えるものは10台くらいある。実は以前はもっとあったのだけれど、手放してしまった
基本、動くものしか、手元に残さない。あとは思い入れがあったりして手放せないものもあるけれど、使えないカメラは置いてあっても場所を取るだけなので、できるだけ使えるものを残してある
レンズは何本あるかわからない…最近は数えていない。というのは、最近はめっきり買うことがなくなったからだ
これは先にも書いたけれど、メンタルをやられてしまって写真を撮る気力がなくなってきているのと、ブラック法人での仕事で時間もお金もなく、好きな事をやる時間も気力も失ってしまったことが原因
一番使いやすいと思ったのは、やはりライカM4。最初はライカというと敷居が高かったのだけど、なるほど実際に使ってみると、これほど使いやすいカメラはない、と感じた。MRメーターがあるので絞りやシャッタースピードであまり迷うこともない
今そこそこ出動回数が多いのは、Rollie35Classic、FUJICA ST801、LeicaM4、あたりかと思う
その他Canon、ミノルタ、ニコンなど持っているが、ニコンFは露出計が壊れているので、写真を撮りに行くぞ!という時じゃないと、ほぼ出動しない感じ
オールドレンズが好きなのは、気障な言葉で言うと「ロマン」を感じるからだ
古いレンズは、それこそ何十年も前のレンズだったりするのだけど(L39とかM42も含め)、昔はそれこそカメラは高級品で(今も高いけど)、そんな当時の人が、どんな想いでこのレンズを使っていたのか? 例えば大切な家族を撮影したり、好きな風景を撮影したり、当たり前といえば当たり前なのだけど、そういう想いを写してきたわけで、僕は特に単焦点レンズが好きなのだけど、ジャンクで古いレンズを手に入れては、分解清掃して使ってみたりしていた(今はなかなかその時間も予算もないのでできないでいる)
そうしてそのレンズを、時を超えていま自分が「イマ」の写真を撮るために使っている、ということに、とてもロマンを感じているのだ
写りは今のデジカメのレンズのほうが、はるかにいい。だけど、僕は古いレンズの「くせ」みたいなもの、悪く言えば「欠点」が好きだったりする
そんなわけで、きっとこれからもオールドレンズ、オールドカメラはやめられないんだろうなあ、と思う