アラフィフいろいろありすぎ

精神の病を抱えて人生の道を彷徨うアラフィフ。中年アラフィフが何をどこまでできるのか

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Photo No.385 / レイズド・バイ・ウルブス 第4話

ライカM4+インダスター22にて撮影 自家現像

Leica M4 + INDUSTAR-22 50mm F3.5

おはようございます

さて、タイトルの通り、第4話のネタバレ感想です

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砂漠を移動するミトラ教徒の生き残りの一団は、惑星ケプラー22bに文明の痕跡を見つける。岩を組み合わせた正五角形の建造物のようなもの。
ミトラ教徒たちは「預言の通りだ」と、この建造物のようなものを崇めます。内側から熱を発しているようで温かいらしい。明らかに自然にできたものではないので、これがこの惑星の謎のひとつ。過去に高度な文明があったのか?
そして第1話から出てきているが、地表にいくつもある深い深い大きな穴。これも前文明の残したものなのか
マーカス大尉が実は無神論者なのでは、と疑いを持ったアンブローズ猊下(ミトラ教徒の生き残りのなかで一番身分の高い人らしい)は、マーカスを殺そうとするが失敗。正五角形の建造物のようなものを破壊しようと部下に命令するも、神の神殿を壊すなんてできない、と皆に反対され、マーカスに爆破せよと命令。しかしマーカスは皆の「信仰心」をうまく利用し「神殿を破壊しようなどと、猊下は信仰心を失った!」と皆の前で罵倒し岩に押し付けると、なぜか建造物が突然高熱を発して、猊下は炎に包まれて死んでしまう
この後マーカスは妻のスーに「声が聞こえた」とつぶやく。
岩(正五角形の建造物のようなもの)はなぜ突然発熱したのか? マーカスが妻につぶやいた「声が聞こえた」というのは「神の声」なのか? これから無神論者であるマーカスが信仰心に目覚めていくのか? が気になるところ
アンドロイドであるマザーとファザー。ファザーは将来自分たちが壊れたときのために、子供たちに生きる術を教えようとする。狩り、つまり「謎の生物を捕らえて殺し、その肉を食べる」ということを子供たちにやらせようとするけど、子供たちはやりたがらない。子供たちのなかでも位の高いミトラ教徒の子供は「そんなの上級民の僕がやることじゃない」みたいなことを言い出したり。現代社会でも自分たちは肉を食べているけど、自分で殺して食べているわけではないし、その「生き物を殺して」の部分はほとんどの人は見なくていいシステムになっているわけで、このあたりの描写もなかなか深く感じた
また、数年前に穴に落ちて死んだはずの子供・タリーがファザーの前に現れるシーン。追いかけていくが見つからない。果たしてこれは幽霊なのか、現実なのか(だとしたら死んで数年たっているのに歳をとっていないのはなぜか)、はたまたファザーの見た幻なのか、今後の展開に期待
マザーは墜落した「箱舟」の残骸から使えるものがないかを探していたが、人間が冬眠して仮想空間で過ごす装置を見つけ、自分がその仮想空間のなかに入り込んでいき、過去の自分を見る。まだキャンピオンが小さく、他の子供たちも生きていた頃の様子が描かれている

回を重ねるごとにこの惑星の謎が深まっていく展開。また殺人兵器であるアンドロイドが子供の心配をするなど、ある意味不気味な母性愛が表現されているところも面白い。

今後、生き残りのミトラ教徒たちはどう動くのか…

 

気力があったら続きを観ていきたい